第20回 神戸たねまき寺子屋 振り返り

皆さんこんにちは!

先日は、橋本さんが先生役としてお話しさせていただきました。

<こんなお仕事をしたいかどうか・・・>

職種:現場総監督

勤務時間:24時間、徹夜あり、休憩なし

必須能力:交渉力、交際力、医学、金融学、栄養学

特徴:複数のプロジェクト、立ち仕事、体力仕事、常に周りに注意する能力

備考:休日、クリスマス、正月は仕事が増える

ランチは同僚の後に食べる

すでにこの仕事を担ってきた人は世界に十数億人います。

この仕事のスタート時に命の危険もあります

給与:0円

参照:World’s Toughest Job

・・・この仕事をしているのは「お母さん」

ということで今回の偉人は「お母さん」

こんな過酷なことをしているのに、子どものことを愛してくれるすごいお母さん。

私たち世話人は日々偉人に関する勉強をしています。その中でふと気が付きました。これまで世界を変えてきた数多の偉人がお母さんに影響を受け、お母さんのことを大切に想っています。

エピソード①:発明王 トーマス・エジソン

生涯で1300もの発明をしたエジソンさんは常に疑問を持つ子どもでした。あまりに疑問を持ちすぎて、小学校の時に学校から「あなたの子どもは異常者であるため、この学校には置けません。ぜひ良い精神病院へ入れてください。」という手紙をもらってしまい、小学校を中退してしまいました。しかし、お母さんはこの手紙を「あなたの子どもは天才過ぎるので、この学校の先生では能力不足です。」と読みかえ、自らが先生役として、エジソンさんの才能を誰よりも信じて才能を引き出しました。

お母さんは誰よりも信じてくれている世界一の味方です。お母さんの有難さに気付きましょう!

エピソード②:陽明学の開祖 中江藤樹

日本で陽明学という学問を広めた中江藤樹さんは9歳の時に立派な人間になるようにと祖父に預けられました。母親からくる手紙に寒さによるあかぎれが辛いということが書かれていて、母親を想う一心で、10歳の時に、祖父の家がある愛知県からお母さんのいる滋賀まで家出をしてしまいます。その距離なんと片道453km!雪の中瀕死の状態で辿りつたい子どもを見て、お母さんは「立派になる前に家の敷居はまたがせません!」と突き返してしまいます。お母さんは身も引き裂かれる想いだったと思いますが、その想いを受けた中江藤樹さんは必死に学び、陽明学を日本で初めて広めた偉人となりました。

お母さんのしつけは愛情の証。あ母さん本人には何の得もありません。子どもを愛する一心で、子どものために叱ってくれることに気付きましょう!

お母さんを大切にすることは自分自身を大切にすること。

その他にも、大谷翔平さんや手塚治虫さん、松本人志さんやリンカーンさん等、沢山の偉人も母親のことをとても大切に想っています。

世界一過酷なお仕事をしているお母さんのすごさ、有難さ、そして愛情の深さに気が付き、お母さんを大切に想える人になって欲しいと願います。

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