第21回 神戸たねまき寺子屋 振り返り

皆さん、こんにちは!

今回は尼崎たねまき寺子屋から尾部先生が講師としてお越しくださいました。

テーマは「東日本大震災とトルコ・シリア大地震から考える“助け合い”」です。

今日3月11日は、12年前に東日本大震災が発生した日です。

地震に続き大津波が発生し、多くの人が亡くなりまた避難生活を余儀なくされました。

多くの国の人たちが日本に支援の手を差し伸べてくれましたが、その中にトルコという国があります。

直接救助に来てくれただけでなく、トルコの人たちは日本の復興を心から祈り、被災した人をトルコに招いて心の復興も支援してくれました。

そんなトルコで、昨月大きな地震がありました。

家が倒壊し多くの人が建物の中に埋もれ助けを求めている中、日本の救助隊は地震が発生した直後に現地に向かい、昼夜を問わず救助活動に当たりました。

直接救助する第一陣に続き救護に当たる隊など続々とトルコに向かい、物心両面で被災した人々の支援に当たりました。

そんな日本の支援に、トルコの人たちは心からの「ありがとう」で応えてくれました。

トルコは「どこの国が好き?」と聞かれると多くの人が「日本」と答えるほどの親日国です。

それは歴史を遡ると、1890年のエルトゥールル号遭難事件に遡ります。

トルコの使節団660人を乗せたエルトゥールル号が和歌山県串本町沖で沈没し、町民が必死で救出し非常用の食糧まで分け与えてトルコの人たちを助けました。

この事件はトルコの教科書にも載っていて、国民みんなが知ってるので日本のことが大好きなのです。

困った時はお互い様。

助け合いの大切さを皆さんに知ってほしいと思いこの話をしました。

大変な時に助け合える人でありましょう。

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